たなか医院、南あわじ市、小児科、アレルギー科、アトピー、喘息

医療法人社団 たなか医院

お知らせ

子宮頚がんワクチン接種をおすすめします

2017-12-27

子宮頸がんはウイルス感染症によって起こります。
このウイルスは、人々の間で広がってきており、特に若い女性でがんが発症しやすくなっています。
女性が将来にこのがんを発症する確率は、1.5%程度です。
このがんは、ワクチンにより予防が可能です。
しかし、子宮頸がんワクチンは接種後に全身疼痛、痙攣発作、記憶障害、学力低下、などの「多彩な症状」の訴えが相次いだため「積極的勧奨」が差し控えられています。この状態がすでに4年以上となり、事実上接種中止と言うべき状態になっています。
この間、定期接種対象年齢の女子が対象年齢を超えてしまい、ワクチンで子宮頸がんを予防する機会を逃しています。
2016年4月に日本小児科学会、日本小児科医会、日本産婦人科学会など15の学術団体が、子宮頚がんワクチンの積極的勧奨を再開すべきとの声明を出しました。
たなか医院もこの声明に全面的に賛同し、子宮頸がんワクチンの接種をお勧めしています。
現在も子宮頚がんワクチンは定期接種ワクチンであり、小学校6年生から高校1年生までの女児は、無料で接種できます。
ワクチンで防ぐことのできる病気はできるだけ防がないといけません。
子宮頸がんは重大な病気です。お子さんの生涯を考えた場合、最重要のワクチンのひとつであると考えています。
以上より、当院ではワクチンの接種を強くお勧めしています。
接種をご希望される方またご相談にも応じますので、窓口にお問い合わせください。
 

 
子宮頚がんワクチンに対する関連学会の見解

 医療法人社団 たなか医院

医療法人社団 たなか医院

〒656-0122
兵庫県南あわじ市広田広田865-7

Tel.0799-45-1599

診療内容
小児科・アレルギー科